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さよならバースディ
 

本日紹介させてもらうのは荻原浩さんの「さよならバースディ」だ。

サルだけが知っている愛する人の真実
彼女はなぜ死んだのか?目撃者は人と会話をするサル、バースディだけ。
若き研究者がナゾを追う長編ミステリー。

俺はついさっき読み終えたばかり

この感情が冷めないうちに感想を書くとしよう。

霊長類研究センターで起きた不可解な恋人の死。

その原因を追う恋人の真が唯一の目撃者であるバースディとともに真実に近づいていく話だ。

ボノボという種であるサルのバースディ、彼の無邪気でかわいらしさに優しい気持ちにさせられる。

そして実直マジメ、純粋な主人公真。恋人兼研究チームの由紀。

3人の過ごす時間がとても読んでいて心地よい。

特に森にいくシーンなんかはマイナスイオンが出っ放しだ。

そんな日々の中、幸せの絶頂の次の日にどん底へ突き落とされる真が気の毒でならなかった。

そりゃプロポーズの次の日に死なれちゃあ気だって狂うだろ?

ここからがこの本の中身なんだけど

まぁ書きすぎるとネタバレしちゃうからやめとこう。

個人的見解で言えばミステリーというよりは愛の物語だった。

特に最後10ページくらいは頬を伝う涙を止められない。

明らかになる真実と気持ち、そして2人だけにしか分からないメッセージ。

よくある話だといわれればそれまでだが俺は好きだ。

果たして真の決断は正しいのだろうか?

バースディがかわいく、そしてかわいそうで堪らない。

話の続きが気になるのは俺だけじゃないはずだ。

なんだかこれから始まる梅雨の季節にぴったりの小説だった気がするね。

聖☆おにいさん
 今世間を騒がしているのがこのマンガ

聖(セイント)☆おにいさん



内容はこうだ↓
目覚めた人ブッダ、神の子イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばあちゃんのように、細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな”最聖”コンビの立川デイズ。

このマンガがすごい!2009(そもそもそんな栄誉ある賞があったのか・・・)で第一位を獲得。

バツグンの脱力感で展開していく2人の生活。

ギャグ漫画なのだがさわやか

尚且つ神々しい。

一度コイツを通勤中に読んでたんだが

笑いをこらえきれずに白い目をむけられたことを思い出すぜ。

今間違いなく波に乗ってる一冊

こいつをつまらないと言ってるヤツを俺はまだ知らないね。
冷めない紅茶
またまたいい本に出会ってしまった。

みんなにこの感動をおすそ分けだ。

紹介するのは小川洋子の「冷めない紅茶」だ。

 

小川洋子といえば「博士の愛した数式」が有名。

あーあーあー、あれね。

って具合に、本を読まないあんたでも名前くらいは聞いたことがあるだろ?

さて、タイトルの本の話だが

こちらは「冷めない紅茶」と「ダイヴィングプール」という短編2本立て

前者は昔の同級生の死をキッカケに再会する主人公と男の子、そしてその奥さんの話。

他人の死というものに自分は痛みを感じることはない

ただ、近しい人の場合において

現実への拒否から頭の中で描いた世界が実現する。

あまりに都合がいいので居心地がよくて抜け出せなくなっちまう

空想の話のようで実際はあり得るのかもしれない。

ダイヴィングプールは孤児院を経営する親をもつ女の子が主役だ。

何人もの子が里親を見つけては去っていく

もちろん主人公が孤児院を去ることはない。

みんなとは違うことへの疎外感

逃げ出すこともできない女の子は

孤児の男の子への憧れと

他人の痛みを快楽と感じるように歪んでいく

どちらも話の世界に透明感がある

話は決してライトではないが

読んでいてすごく心地は良い

SO-EN.5
 さてさて、みんなアートフェアには行ってくれたかな?

そこいらで「行ってきたー」なんて声が聞こえてきそうだな

いや、気のせいか。

伝えたいこと。

今月の装苑がハンパなくおもしろいんだ。



4月11日から東京オペラシティーで行われる「6+アントワープファッション

に合わせた特集になっている。

「アントワープはなぜモードを生むのか?ファッションと教育、日本との関係」

アントワープ王立美術アカデミーのカリキュラムや

現役学生、教師(といっても一流デザイナー)達のインタビューが満載だ。

世界のファッションを支えているのは

なぜフランスでもなくロンドンでもなく日本でもなくベルギーなのか?

なぜクリエイターたちはアントワープを目指すのか?

一口にモードの聖地といっても知らないことばかりだった。

ここまで大々的に全国展開の雑誌で特集を組んだことを

過去に俺は知らない。

立ち読みでもいい。

ファッションに興味のあるヤツは読んでおいて損はないはずだ。


装苑
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/01335052009/

svankmajerova kunstkamera
アニメーションやブリキのおもちゃといえばチェコが有名だ。

今日そんなチェコのアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエルの本

svankmajernova kunstkamera(邦題:シュバンクマイエルの博物館)について。



さて、そもそも彼の名前くらいは聞いたことがあるか?

ヤン・シュヴァンクマイエルはプラハ出身のシュルレアリストの芸術家

それだけ知ってればいい。

彼の作品としてあまりにも有名なのが「アリス」。

もちろんあの不思議の国のアリスだがそこはアーティスト。

とんでもなく幻想的で怪奇的。

これを見ながら食事はまずできないような仕上がりだったね。

そんな話はまぁどうだっていいんだ。

このシュヴァンクマイエルの博物館は

彼の世界初の造形作品集。

若かりしころのドローイングやコラージュから

映像作品を彷彿とさせるオブジェなど世界観のぎっしりと詰まった1冊になっている。

目と口から手の出た人面陶器や

さまざまなモノ(果物や魚や野菜や鳥)で作られた人物画

作品のなかで何を大事にしているのか?

どういったことを考えているのか?

というような写真や絵だけでは普段なら分からない部分が

圧倒的な力で呼びかけてくるんだ。

あぁ、気持ちが悪い。これこそまさに唯一無二のアーティスト

くせになっちゃいそうだよ、ホント。



svankmajerova kunstkamera
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336043299/ref=ase_kattenieigade-22/250-6656612-2119467






殺人の門
 

今日は最近読み終わった

東野圭吾の「殺人の門」について書こうかと思うんだ。



人が人を殺すという行為は如何なることなのか?
どうしても殺したい男がいる。
その男によって、私の人生はいつも狂わされてきた。
あいつを殺したい。でも、私には人を殺めることがどうしてもできない。
殺人者のなるために、私に欠けているものはいったい何なんだろう?
20年もの間、くすぶり続ける殺意。
殺人者になりきれない男は、果たして「殺人の門」をくぐることができるのだろうか?


この作品

主人公の不幸っぷりがハンパない。

これでもかってくらい落ちていき

幸せを掴もうって手前でまた不幸に落ちていく。

その原因は全て友人にあると考えるわけだが

読者という客観的な意見を言わせて貰うと

主人公の情けなさも目に付いて仕方がないんだ。

うまい話にはすぐに飛びついてしまうところなんか人間らしいんだが

もう少し考えろよ、とアドバイスをおくりたくなる。

まぁ、それを差し置いても哀れすぎるんだけどな。

この作品を読み終わった俺は疑心暗鬼になったね。

人を信じるということは何の保証もない、おろかな行為なのかもしれない。

もし憎悪が殺人というかたちになったとしても

それが実行に結びつくんじゃない気がする。

この作品に書かれてるように殺人の衝動は突然湧き上がってきて

そして体がその衝動の意のままに動くんだろうな。

その時、人は殺人の門をくぐるのだろうね。



東野圭吾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E9%87%8E%E5%9C%AD%E5%90%BE




DRAGON BALL AF
日本が世界に誇れるものといえば間違いなく漫画だろう。

そんな日本の代表作であるドラゴンボール。

最近 ハリウッド版ドラゴンボールのCMが

イヤというほど目に付く。

まさかここまでの力の入れようだとは思わなかった。

まぁヒットするしないはまた別の話だがな。

さて、映画版はさておき

コミック版のドラゴンボールに続きがあるって話知ってるか?

DRAGON BALL AF(ドラゴンボールエーエフ)というんだ。



というのもコイツは鳥山明先生の作品じゃない。

いわゆる同人誌というものなんだが・・・

見て分かるとおり、絵が上手すぎるんだ。

かなり流れも強引だが・・・なかなかおもしろいじゃねえか。

興味のあるヤツは下のアドレスからいけるからまぁ読んでみてくれ


DRAGON BALL AF
http://blog.livedoor.jp/toyble/